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緑橋校
【文法のお話】ずっと・・・何ですか?
2023年02月01日
みなさまこんにちは、先週に比べると少しだけ寒さも和らいだでしょうか、
緑橋校の宮本です。
今日は少し国語の文法のお話をさせてください。
ある中3生が国語の品詞識別の質問を持ってきました。
私は、自立語と付属語⇒用言と体言⇒連用修飾語と連体修飾語、と話をつなげて解説し、
いざ問題を質問されたとき。。。閉口してしまいました💦
(←いや、口開いてますけど)
その問題とは・・・
「ずっと昔」の「ずっと」の品詞を答えよ、というものだったのです。
「ずっと」は副詞です。副詞は連用修飾語ですが、この問題では「昔」につながっており、
これでは連体修飾語になってしまいます。。。実は辞書的には、
「ずっと」は体言を修飾することがあるが用言も修飾するので副詞に分類されている
というのが正解です。しかし私は彼にそこまで解説していなかったので、彼はわからなくなってしまたのでした。
(ていうか、いきなりこの問題は少し応用編ではありませんか??)
彼はこう言いました。「お父さんにも聞いてみるわ!」
時々授業後に迎えに来て下さるお父様は、元塾講師だった方なのです。
そういうわけで私とも親しくお話してくださる方で、数日後にお会いしたとき、このエピソードを
お伝えしたのです。するとお父様、
「いやあ先生、私国語が苦手でして・・・そうなんですね、きちんと教えてくださってありがとうございました」
とまあ、こちらが恐縮するほどの丁寧なお言葉を頂戴しました。
さらに。。。「この先生にずっとお世話になったらええんちゃう?」と。
あ、「ずっと」が出てきた!!
おっしゃる通りですお父様。
私たちはこれまでも、これからもお子様をずっと見守っていきたいのです。
というわけで、今回もお読みいただきありがとうございました。
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