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小阪校

~ 不登校・退塾・連続欠席について ~ 保護者の方へ

2023年02月01日

 

いつもお世話になっております。

     進ゼミ個別 小阪校 です。

 

 

今日は『 不登校・連続欠席 』について一緒考えたいと思います。

 ※この記事は、私の経験に基づくものです。

 

学校の不登校

習い事の連続欠席

 わたしはボランティア活動として、

 学校に行けない子の勉強を見たり、話を聞いたり、

 親のいない施設へ出向いたり、12年ほど塾と両立して活動しています。

 

不登校継続して何かができなくなったとき、

周囲の人たちは、❝原因❞を探し、追求しますが、

理由原因ひとつだけではない複数の原因が絡み合うモノが多いのが現状です。

また、本人ですら、❝原因が本当に分からず悩む❞場合も多々あります。

 

一応、定義として、30日以上休むと❝不登校❞となります。

 約1カ月ですね。

 

理由として考えられるのは?

※体調~病気、低血圧、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、

 発達障害、神経症、鬱などの何かしらの障害などは別問題になるので省きます。

 

 先程の円グラフより、もう少し詳しい棒グラフ

 ・・・無気力や不安が多いですね・・・

 

では、場所別で考えてみましょう!

 

学校の場合

友人との関係

・友人関係なく学校の自分の立ち位置、存在場所

先生との関係

勉強の不一致(成績や・授業の理解度・楽しさ)

・学校に意味の無さを感じる

   すべて、自分の存在との繋がりが問題となっています。

 

塾や習い事の場合

無気力目標が見い出せない

無気力(目標や義務感があっても、漠然とヤル気が起きない

講師との関係(教え方、仕草、外見、あの時の言葉)

・学んだ結果(数値、順位)への追い込みが耐えれない

 

 

家庭の場合

・家族の経済状況

・家族というコミュニティ(繋がり)の不一致

親の仲(父母の格差など)

兄弟姉妹の仲(能力の比較など)

・自分自身の生活習慣(起きる時間、遊ぶ時間、勉強の時間など)

 

わたしの経験上のお話になりますが、

上記の不登校・連続欠席などの場合、NG行動として、

 無理に行かせようとする

 行かないことが❝悪い❞ことのように言う

やめる、諦めるの一択選択

     この3つは良くありません。

 

 

逆に、

・居場所を作ってあげる

・気持ちを聞いてあげる、考えを聞いてあげる

・原因を追究しすぎない(ブレーキが必要)

・寄り添ってあげる

・何ができるか?考えてあげる。

 

 不登校や習い事がうまく続かないお子さんの保護者の方、

この数カ月の子供の好きなコト、言えますか?

・今はハマっている食べ物は?

・最近、欲しいものは?

・今は何をしているのが楽しいですか?

・なんの柔軟剤、なんのシャンプーの匂いが好きですか?

などなど・・・子供を見て、話して、興味を持ってあげてください。

注意!:いろいろ把握しているのに、不登校などになり、原因が不明の場合、

     より深刻で、ケアが必要になるケースかもしれません。

     朝起きれていますか? 生活のリズム大丈夫ですか? 病院にも相談してください。

子育ての大変さ、分かります。

親に相談できない子供の辛さも、分かります。

子供たちは「だって仕方ないもん」「まぁいいか」など、解決法がわからず諦めたり、

自分を放置しています。それは、悲しく、寂しいことです。

子供からウザがられます、毛嫌いされた言葉を投げられます、そこは大人が我慢して、

耳、目を傾けてあげてください。

ただ、彼ら・彼女らは純粋なだけなんです。

 

ちなみに、個別指導の塾では、

子供がそういう状況になった場合、

本人から話を聞いて、否定はせず、できることを1つずつ探していきます。

探しても、実行するか?は、また別で考えていきます。

注意)進学塾や数字を求める塾は対応してくれないかもしれません。

 

そして、放置はいけません。

時間が解決する」という人もいますが、何も行動をしなければ、

その時間・人生を捨てているようなものだと思います。

 放置=時間が解決ではありません

 時間が解決するのは?

 そのことを考えつつ・・・一歩ずつ、もしくは、1mmでも進んでいるからこそ、

 結果、それが大きな遠回りでも、いずれゴールへ近づくからです。

 時間をかけて、非効率でも、遠回りでも、「進んでいる」というのが前提で、

 「時間が解決する」ということを忘れないでください。

 

 遠回りでもOK

良い方向へ進めるように、ゆっくり、超ゆっくりでいいので、

 考えること、進むことを導いてあげましょう。

 

 このへんは、教育論・方針にもなってくるのですが、

習い事をやめて、本人の気持ち(やる気)を待ちます」と聞くことがあります。

遠回りでも、進みながら待たないと、大変なことになります。

そこは、大人として、子供を見なくてはいけません。放置はいけません。

その選択をされたときは、今まで以上に子供を見ることが大前提です。

 

追い込み禁止!

また、「この点数でどうするの?」「どうするの!?」という追い込みもいけません。

「自分で答えを見つけ出すまで」という保護者の方もいますが、

わたしは、何通りかのプランを出して、「どれならできそう?頑張れそう?」と聞きます。

「待つ」という選択は大きな賭けです。 待たずに方向性をビジョンを見せてあげてください。

 

これは、われわれ大人社会・職場でも「どうするの?」と問い詰める場面を見ます。

心苦しいですね。

 「どうするの?」「それどうすんねん」など、追い込みの言葉です。

 言われるたびに、思考・視野は狭くなっていくのです。

 

 救いの手を出して、導く

 追い込んで、導く

 

 前者の方が良くないですか?

 後者の方は、また次の人へ、次の世代へ、それを続けます。自分がそうして強くなったからです。

 どちらが正解なのか? 良い教育なのか?

 地域・文化・家庭などいろいろ交差してくる問題です。

 

 わたしの経験からすれば、前者の方が、不登校・習い事の継続 改善は、上手くいきました。

本人の問題も少なからずありますが、導く側の問題でもあるということです。

 解決のカギは、本人が持っていますが、どの扉で解決するのか?

 開ける扉は、経験者(大人・先輩)が用意してあげることができることを

 忘れないでください。

 

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